WOLでパソコンの電源をリモートオン!

スター・ウォーズ
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WOLってご存じですか?

Wake On LANの略です。

これ、遠隔操作で離れたところにあるパソコンの電源を入れることが出来るんですよ。

CPUやグラフィックボードで有名なAMDの開発した技術です。

WOLってなあに?

パソコンが離れていたところにあっても、対応アプリで電源が入るようになります!

外出先からパソコンの電源を入れたいというシチュエーション、ありますよね?

え?ない??

筆者はたまにあるんですよ、クラウドに上げ忘れていたファイルが急に必要になった!とか。

また、パソコンの電源が押しにくいところにある場合、リモート操作で電源を入れられるととても便利ですよ。

さらに、パソコン数台の電源を一気に入れられるのでいちいちパソコンの前に行って電源を押さなくてもいいんです。

会社でパソコンの設定をするときなど、便利ですね。

 

 

本記事では遠隔地からのリモート電源オンはひとまず保留しておきまして。

同じ部屋、同じネットワークのパソコンの電源を入れることを考えていきます。

外出先からの接続はまた別の機会に。

同じ部屋からの電源オンが出来るようになるとあとはネットワーク設定いじるだけですからね。

会社から帰ってきてわざわざパソコンの前に行かず、部屋着に着替えながらスマートフォンでパソコン電源を入れるのはスマートですよ!

 

WOLのしくみ

WOLって、どう動くものなのでしょう。

他の端末から「マジックパケット」という特殊なデータを流すと電源が入る!というものです。

マジックパケットにはFF:FF:FF:FF:FF:FFのあとに起動するパソコンのMACアドレスが16回繰り返されたデータなんですよね。

このあたりは意識しなくて済むかと。

ちなみにネットワークカードに依存しているMACアドレスは、Windowsだとコマンドプロンプトから

ipconfig /all

で表示されます。

 

WOLに必要なもの

WOLを実行するには電源を入れる側のパソコンとマジックパケットを送信するデバイスが必要です。

電源を入れる側のパソコンをWOLさせるにはいろんな条件がありまして。

  • 電源装置
  • マザーボード
  • BIOS
  • ネットワークカード
  • オペレーティングシステム

これらがWOL対応である必要があります

オペレーティングシステムはWindows2000でACPI2.0という電源規格に対応したので大概の場合、問題ないでしょう。

ということはWindows2000の時代以降のパソコンはWOL対応している可能性が高いです。

すべてにおいて保証できませんが・・・・・・。

ただ、ここでいうネットワークカードは有線LANのものです。

電源を入れる側のパソコンは、有線LANに繋がっていることが前提ですね。

ただし、Windows7以降はWoWLAN(Wake on Wireless LAN)にも対応しています。

無線LAN、Wi-FiでもWOL可能ですが、これはまた別の記事にて。

マジックパケットを送信するデバイスは有線でも無線でもかまいません。

電源を入れる側のパソコンと同じネットワークに繋がっていて、マジックパケット送信アプリさえあれば、問題ありません。

Windows、MacOS、iPhone、iPad、Androidに対応ソフトがあります。

 

電源を入れる側のパソコンを設定しよう

いよいよパソコンの設定をしていきましょう。

今回WOLで起動したい筆者のパソコンは

OS:Windows10
マザーボード:ASUS B85M-E/SI
ネットワークカード:Realtek 8111F(マザーボードにオンボード)

という構成です。

2014年購入だったかと。そこまで古くないので当然WOL対応です。

まずはBIOSもしくはUEFIのセットアップです。

ここで問題になってくるのがパソコンの多様性ですね。

いろんなメーカーがあって、さらにそこからもいろんな商品が出ている。

今回のWOL設定ひとつを撮ってみても各社、各製品で呼び名が色々違うのです。

BIOS/UEFIの設定画面に入るのにも違いが。

あるメーカーはファンクションキーF2だったり、DELキーだったり、他のキーだったり。

BIOS/UEFIへはあなたのパソコンのマニュアル通りの動作で入ってください。

 

 

そうそう、BIOS/UEFIは設定を間違うとパソコンの起動すら出来なくなることがあります。

今回のWOLの設定での変更くらいでは問題ないと思いますが、細心の注意を払って作業してください。

BIOS/UEFIの設定画面に入っても一苦労です。

設定の箇所が各メーカー、商品毎に異なるのですよ・・・・・・・。

筆者の環境では「詳細」-「APM」というところに設定箇所がありました。

WOL

ここで「PCIE/PCIによる電源ON」を「有効」にしました。

他のパソコンではこの通りとは限りません。

 

 

「詳細」や「APM」のところは

  • Advanced
  • APM Configuration
  • Power Management Setup
  • Power
  • Power Management Event
  • 電源

「PCIE/PCIによる電源ON」のところは

  • PME Event Wake Up
  • Power On by PCI Device
  • Power On By PCIE Device
  • Remote Wakeup
  • Wake On LAN
  • WOL

と書かれている可能性があります。

適宜、あなたのパソコンにあわせて設定してください。

BIOS/UEFIの設定が終わったら内容を保存して、Windowsを立ち上げます。

Windows側の設定値が変わることがあるのでBIOS/UEFIの設定を先にしておきましょう。

 

Windows側の設定

Windows10の「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択します。

WOL

ネットワーク設定の変更の項に、「アダプターのオプションを変更する」というのがありますのでクリック。

WOL

するとWindows8などでお馴染みの設定画面が現れます。

WOL

右クリックしてプロパティを選択し、ここで「構成」ボタンを押します。

WOL

WOL

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「Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除出来るようにする」の項目にチェックを入れます。

「詳細設定」のタブも確認しましょう。

筆者の環境では「ウェイク・オン・マジック・パケット」というものがありました。

WOL

これも「有効」にしておきます。

この項目もパソコンによって異なるのですよ・・・・・・。

あなたのPCに合った設定にしてください。

だいたいこれだけでWOLが有効になるはずです。

 

 

しかし筆者の環境では、この設定で別デバイスからマジックパケットを送ってもウンともスンとも言わなかったのです。

トラブルシューティングしていて、ふと思い出したのがデバイスドライバーです。

RealtekのネットワークカードはWindows10についているデバイスドライバーのバージョンが古いのです。

WOL

2015年って書いていますね。そのためWOLがうまくいかない、のだとか。

Realtekのサイトから最新ドライバーをダウンロードして、同梱されているセットアップファイルを実行します。

するとデバイスドライバーの日付が2018年に変わりました。

WOL

これでパソコンの電源をオフにし、他のパソコンからマジックパケットを送ったところ。

無事成功しました!!

 

マジックパケット送信アプリ

あとはお使いの端末にマジックパケット送信アプリを入れるだけです。

Windows

Wake up On Lan Toolというアプリが使いやすいです。

Wake up On Lan Tool

ここで裏技!!

このアプリ、ファイルサイズが小さいので解凍したファイル一式をDropboxなどのクラウドストレージに入れておくのです。

同期後、電源を入れる側のパソコンでwol.exeをダブルクリックしてこのアプリを起動します。

WOL

「編集」から「新規追加」を選ぶと

このような画面が現れます。

WOL

右上にある「このPC(AUTO)」のボタンを押すと電源を入れる側のパソコンの設定値が反映されます。

これは楽ちんですね。

ただ、ネットワークカードが複数枚ある環境では一発でWOLで使いたいネットワークカード設定が出るとは限りません。

対象とする設定になるまで「このPC(AUTO)」のボタンを数回押しましょう。

筆者はここでハマりましたゆえ・・・・・・。

あとはDropboxなどのクラウドストレージでの同期が終わるのを待って、電源を入れる側のパソコンはパワーオフに。

他のPCからwol.exeを起動します。

電源を入れる側のパソコンを選択し、「起動」をクリックすると無事パソコンが立ち上がることでしょう!

 

Android

AndroidではWake On Lanという名前のツールが使いやすかったです。

これも名前、そのまんまですね・・・・・・。

Wake On Lan

インストールして右下の「+」ボタンを押すとこのような画面になります。

WOL

デバイスの追加、ですね。

ここでデバイス名、MACアドレスを入力します。

あとはそのまま、変更しなくていいです。

「デバイスの追加」を押してデバイス一覧の画面に戻ったら、電源を入れる側のパソコンを選択します。

するとパソコンの電源が入りますよ!!

 

iPhone

iPhoneではWOL Controlというアプリを使っています。

WOL Control

他のアプリも試したのですが、設定が悪いのか電源オンにすることが出来ませんでした。

このアプリは複数台の設定はできないのですが、確実に電源を入れる側のパソコンが起動できるのでお気に入りです。

WOL

非常にシンプルな画面。

MACアドレスは入力するとき2桁毎に「:」が入るのがなんとも親切です。

入力後、Send WOLを押すと無事パソコンが立ち上がります!

シンプルなアプリなので、筆者はこれを一番使っているかもしれません。

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