さて、このブログではいろんなデバイス、つまりマルチデバイスでのテキストエディタについて考えてきました。
PC版、iOS版、Android版とそれぞれ異なるアプリケーションを紹介してきましたが。
これらはすべて別アプリであったので操作方法がそれぞれ違ったり、保存場所に気をつけたりする必要がありました。
今回ご紹介するSimplenoteはそんな問題を一気に解決してくれます!!
Simplenoteとは?
Simplenoteって何でしょう?
WikiPediaによると
Simplenoteとは、Automattic社が開発・提供しているノートを取るソフトウェアないしウェブサービスである。
とのこと。
Automatic社ってあまり聞きなれないかもしれませんが。
ブログサービスのWordPress.comを運営している会社といったら伝わるでしょうかね?
弊ブログも、Wordpressで書いております。
SmiplenoteはWordpressの会社だ!ということでワタクシは全幅の信頼を寄せてしまうのであります。
ちょっと興味が湧いてきましたか??
Simplenoteが動くデバイス
「信頼できそうなサービスだということはわかった。じゃあどんなデバイスで動くの?」とお思いのあなた。
きっとあなたがお持ちのデバイスで動作すると思いますよ!
Simplenoteがアプリとして提供しているプラットフォームは、
- iOS(iPhone、iPad)
- Android
- macOS
- Windows10
- Windows7/8
- Linux(debもしくはtarパッケージ)
となります。
最近の主流OSはほとんど網羅している、といってもいいでしょうね!
以前はwebOS、BleckberryOS、Symbian、MeeGoなどなどあったと思いますが。
最近はそれらOSの話も聞かなくなりましたからね。
「俺はOS/2しか使ってないんだ!」というあなたもご安心ください。
Simplenoteはウェブ版もありますから、ブラウザさえあれば編集可能かと。
と、いいつつOS/2のブラウザでの動作確認、取っておりませんが。
もうさすがに我が家からもOS/2やbeOSの動くマシンは絶滅しました・・・・・・・・。
Simplenoteのいいところ
ワタクシのお気に入りである、このSimplenote。
いいところを列挙してみますね。
いろんなOSで動く
上の項目でもう書いてしまっていますが。
いろんなOSで、同じインターフェースで動くって素晴らしいことだと思います。
そのアプリを使いこなすために新たに操作方法を習得しなくていいわけですからね!
動作が軽い
Simplenote、どのOSで操作してもサクサク動作しますよ。
修飾なしのテキストベースというのがいいのでしょうね。
起動の待ち時間もわずかだし。
立ち上がったらサクサクと文字入力ができます。
アプリの重さやらで思考の妨げになって文書作成がはかどらない、なんてことはSimplenoteでは皆無ですね。
同期が早い
Evernoteは類似のサービスですが、同期が結構遅いですよね。
動作も早いとは言えないかと。
自分で同期の操作をしてやらないとず〜っと待ちの状態だったりしますし。
まあ、これはEvernoteが写真や修飾付きテキストを扱えるから仕方がないことです。
一方、Simplenoteは修飾なしのテキストのみだから同期が早い早い!!
先日、macOSのSimplenoteを立ち上げっぱなしで隣のWindows10機でSimplenoteのメモを編集していたんです。
するとmacOS機のSimplenoteにスルスルっと編集内容が反映されていったんですよね。
リアルタイム、は無理だけれどもほうう!と感心するような同期速度でした。
オフライン操作も可能
これも大事!
ネットがつながっていないと作業できない、というアプリではありません。
オフラインでも編集ができます。
電車移動中、トンネルが多いときとかはこのオフライン編集機能、本当に助かります。
「オフラインモード」とかを選択するわけでなく、立ち上げてそのまま作業するだけ。
オンラインになったら自動的に同期してくれます。
ああ、便利!!
マークダウン記法も使える
機能をONにすることにより、マークダウン記法が使えるようになります。
これ、便利らしいですね。
ワタクシは使っていませんが(笑)
まあ、紹介のみということで。
履歴からの復元ができる
先日Simplenoteで作業中、誤って全文を選択してバックスペースを押してしまいまして・・・・・・。
それに気付かず、同期して作業終了してました。
翌日ノートの中身をみたらまっさらだったのですごく焦ったのですが。
そんなうっかりミスに対しても救済策があります。
Simplenoteは変更点があったら自動保存してくれるのですが、その履歴を保持しているのですよ。
この日の、この時間のテキストを復元!ということが可能です。
ダークテーマを選択可能
これはほんとワタクシ個人にとっては大事な機能。
白画面に黒文字が最近目にきついんですよね。
そこでいろんなアプリで背景を黒にしたダークテーマで作業をするのですが。
このSimplenoteでも設定メニューよりダークテーマが選択可能です!
しかし、Web版ではダークテーマの設定ができません。
これは残念・・・・・・・。
Simplenote運用のコツ
Simplenoteの残念な点は、使い終わったノートをアーカイブできないこと。
アーカイブしておけば、後々ノートの再利用もできますからね。
Simplenoteを使い出すとわかるのですが、ノートが増えていくと「ノート一覧」がとても見にくくなるんですよ。
タグを使って管理するのもいいのですが限界があり・・・・・・。
そこで!
ワタクシは使い終わったノートをすべてゴミ箱に捨てることにしました!
Simplenoteで書いたテキストはブログの文章などとして残っていたりしますから。
わざわざアーカイブしなくてもいいかな〜と思いまして。
それに、ゴミ箱を空にしない限りノートが残り続けるわけです。
これはアーカイブみたいなものですよね。
消去のリスクはありますが。
それでも今のところは問題なく運用できております。
「ノート一覧」を極力シンプルに保って行きたい今日このごろ、なのです。
いかがでしょうか、Simplenote。
デジモノ好きのワタクシ、いろんなデバイスを触れる機会が多く。
ワタクシのデバイス選定の基準は、「Simplenoteが動くこと」というのが新たに加わりそうです。
Sailfish OSでは動くのかな??