以前、
定番!ショートカットキーでスピードアップ(Windows編)
という記事でWindowsのショートカットキーを紹介しました。
今回はMacのショートカットキーをご紹介します。
修飾キーのおさらい
しかしながら。
Macのショートカットキーって、記号で表されている場合が多いんですよ。
⌘ + c、とか。
なかなかわかりづらいですよね。
せめてキーボードに記号を刻印してくれていたらわかりやすいのですが。
いつもこの修飾キーがわからなくなる、という筆者の備忘録用としても、修飾キーをおさらいします。
command
「コマンド」。
⌘
という記号です。
この記号、スウェーデンの道路標識で「史跡」を意味するそうです。
WindowsでのCTRLキーだったり、Windowsキーだったりする役どころです。
このcommandキーは多用しますよ。
shift
「シフト」です。
⇧
という記号になります。
Windowsにおいても同じ記号、同じ役割でshiftは存在するのでわかりやすいです。
capslock
「キャプスロック」。
⇪
という記号。
これ、先ほど掲載した「シフト」と記号の形がそっくりなので注意が必要です。
capslockもWindowsにありますし、意味合いも同じなのですぐ理解できますね。
esc
「エスケープ」。
⎋
という記号なのですが。
この記号がなんともわかりにくい!!
esc事態はWindowsにもあるし、役割も同じなのですが。
いきなりこの記号出てきてもこれがエスケープだって最初はわからないですよね。
筆者の場合は「リングから何かがエスケープしている」、と覚え込みました。
tab
「タブ」です。
⇆
という記号です。
これもWindowsにありますね。
記号もほぼ同じ形です。
役割も同じ。
option
「オプション」です。
⌥
とい記号なのですが。
これ、記号の形が岐路だと思うと覚えやすいです。
上の道を行くか下の道に降りるかというオプションを表している、と覚えましょう。
WindowsではAltキーのような役割です。
control
「コントロール」です。
⌃
この記号、難しい(笑)
上の写真で「0」キーの2つ右隣の、キャレット「^」かと思ってしまいますね。
しかし実際は赤枠で囲ってあるキーです。
これが一番、間違いやすいんじゃないでしょうか。
ど定番!!
それではWindowsのときと同じようにショートカットキーを見ていきます。
まずは定番中の定番のものから。
コピー
⌘ command+C
貼り付け・ペースト
⌘ command+V
切り取り・カット
⌘ command+X
元に戻す・アンドゥ
⌘ command+Z
全選択
⌘ command+A
上書き保存
⌘ command+S
別の実行中のプログラムに切り替える
⌥ option+⇆ tab
ありがたいことに、ここまではWindowsのときとほぼ同じです。
CTRLキーがcommandキーに、Altキーがoptionキーに置き換わっているくらいです。
Windowsと違うところ
Windowsとは違うのだよ、Windowsとは!
それはそうですよね、Macなんだもん。
というわけで、Windowsとのキーボードショートカットと一部異なる機能を紹介します。
アプリケーションの終了
⌘ command+Q
これはむしろど定番!!の項目に入れたかったのですが。
毎日使うと言っても過言ではないショートカットです。
Windowsと違い、Macはウインドウ右上の×ボタンを押してもプログラムは終了しません。
画面からは見えなくなりますが、バックグラウンドで実行されっぱなしというのがほとんどです。
そこで、プログラムを完全に終了する必要があります。
というわけで、このショートカットキーは毎日大活躍、なのです。
たまにWindowsでCTRL+Qってやっちゃいますが・・・・・・。
ゴミ箱に移動
⌘ command+delete
Windowsの場合、エクスプローラー上などでdeleteキーを押すとファイルを削除することが出来ます。
しかしMacのFInder上で、ファイルやフォルダを選択してdeleteキーを押しても何事も起こりません。
削除するためにはもう1アクション。commandキーも同時に押す必要があります。
スクリーンショット
⌘ command+⇧ Shift+3(全画面)
⌘ command+⇧ Shift+4(マウスで範囲選択)
WindowsでもPRINT SCREENキーを使えば全画面のスクリーンショットは撮ることが可能ですが。
マウスで範囲選択するスクリーンショットは他のアプリの力を借りないと出来ません。
Snipping Toolにしても、「他のアプリ」ですからね。
Macの場合、標準でスクリーンショットは撮れるようになっています。
設定の変更でスクリーンショットのファイルの保管先も指定できますが、それはまた別の記事で。
他にも
もちろん、他にも便利なショートカットキーはたくさんありますが今回はこのあたりで。
キーボードを接続したiPhoneやiPadでもMacと共通のキーボードショートカットが使用可能です。
全部、というワケではありませんが。
それでは良いMacライフを!!